忙しい朝に子供が「保育園行きたくない!」と登園拒否。
ママやパパも対応に困りますよね。
うちの娘は、4月から保育園に入園し、年少さんになりましたが、この数ヵ月で何回イヤイヤ言われたか、数えきれないほど経験しました。
そんな朝でも、あの手この手で気分を切り替えて、楽しく保育園へ送り出すことに成功した日もたくさんあります。
保育園や幼稚園に行き渋る子供たちを送り出すために、ママやパパができることを、実際の私の経験からお話したいと思います。
- 子供が登園拒否をする
- 朝の登園を楽しくしたい
- あの手この手がネタギレしてきた
- 子供だけじゃない、親もつらい!
登園拒否をしたときの対応10パターン
1. 美味しいもの食べながら行こう
まずは王道、食べ物作戦!
登園拒否が軽度であれば、これでご機嫌に車に乗ってくれます。
2. 好きな服(新しい服)を着ていこう
女の子に特に有効な手段です。
他にも、いつもと違う髪型にしてあげたり、雨の日だったらカッパや長靴もオススメです。
3. 嫌なことはしなくていいよ
子供にとって、苦手なことは誰にでもあると思います。それが負担になって登園拒否をすることもあります。
うちの娘は、おトイレが苦手なようでした。出る出ない関係なく、先生に誘われたらおトイレに行き、座っても出ないことをすごく気にしているようでした。
「おトイレに行ったら、絶対におしっこをしなければいけない」と、プレッシャーを抱えていたようです。
先生にも事情を説明して、理解を得るだけでも、安心です。
4. ママも一緒に行くから大丈夫だよ
もちろん毎朝、ママやパパが送り迎えするから一緒に行くのですが、言葉にするとより安心感が増すようです。
娘は弟のことが大好きなので、弟の名前を出すと、機嫌がよくなることもありました。
5. お迎えに行くから大丈夫だよ
これももちろん毎日お迎えに行きますが、特に慣れてないうちは「このまま誰も迎えに来なかったらどうしよう」という不安もあるようです。
安心感があると頑張れることもありますよね。
6. 今日は保育園で○○やるかな?
保育園で好きな活動がある場合、有効です。
ただし、保育園のことは思い出したくないほど嫌がっている場合は逆効果になります。
7. ネコちゃんを見に行こう
上記の方法でもなかなか玄関を出られない場合、保育園への道中で何か好きなものがあれば、それをネタに連れ出す作戦です。
うちは田舎なので、いろんな動物がいます!笑
飛行機や電車など、子供の興味に合わせて、いろんなパターンに応用できます。
8. コンビニに寄ってから保育園に行こう
寄り道をすると、気分転換になって、機嫌が直ることがあります。
後で保育園に行くことを伝えていても、寄り道があれば素直に出掛けられることも多かったです。
9. お買い物に行くよ
これはどう頑張っても家を出られないときの最終手段、保育園へ行くことは伝えずに出かける作戦です!
ただし、これは少し騙すことにもなるので、どうしようもないときの最後の手段!
一度だけ使った手段でしたが、保育園に着いたらギャン泣き、強制連行でしたが、帰りにはけろっと元気で、次の日は元気に登園したので、終わり良くて安心しました!
10. じゃ明日はお休みしよう
仕事などの関係で、できる家庭とできない家庭があると思いますが、私はけっこうオススメしたいです。
朝の忙しい時間に、あの手この手で保育園へ行くために頑張ったのに、結局行けずにお休みってパターンだと、めちゃくちゃ精神的に疲れませんか?
前もってお休みを決めておけば、予定も組みやすいし、朝もバタバタしなくていいし、その日持ち帰る予定だった荷物を保育園に取りに行く必要もありません。
そして子供も一日頑張ってきてくれます!
最終手段ですが、どうせ休むならこっちの方がいいですね。
【番外編】先生に迎えに来てもらおう
これは保育園までは行けたけど、車から降りられない、保育園の玄関を入れない時に有効です。
ママ相手だと頑なに拒否ってたのに、先生の顔を見たとたん、素直に連れていかれること100%でした!
先生はプロなので、そこらへんとても上手!
先生はお忙しいので、無理な場合もあるかもしれませんが、できるならお手伝いして頂くといいですよ。
ママだってつらい!子供の登園拒否
登園拒否、子供がつらい思いをしていますが、そんな子供を相手にしているママやパパもまたつらいですよね(>_<)
娘の登園拒否に悩んでしまった私の体験談
私も登園拒否をする子供だった
幼少期の頃、私も登園拒否をする子供でした。
だけど、私は登園拒否に対して劣等感も持っていました。だから「娘にはそんな思いをさせたくない!」という気持ちから「娘には楽しく保育園に行ってもらわなくちゃ!」と焦りに変わっていきました。
娘がとうとう休んでしまった
娘が保育園に入園してから1ヶ月間は、「行きたくない」という日があっても、なんとかして保育園に連れていっていました。
しかしある日のこと。その日はいつにも増して嫌がる娘を、私は半ば強引に保育園に連れて行こうとしてしまいました。
もう玄関からも出られない、車にも乗れない、ギャン泣きをして抵抗する娘。
まさにお手上げ状態で、休ませざるを得ませんでした。
娘の気持ちに寄り添うことに
「ついに娘が休んでしまった…」と思い、ギリギリだった私の心が、ついに崩れた気がしました。
そして逆に、肩の荷がスッと下りたようにも感じました。
皆勤賞は強要して取らせるものじゃない
休みがちな幼少期を過ごした私は、皆勤賞に憧れがありました。
娘には、
- 皆勤賞が取れるような元気な女の子であってほしい
- 保育園や学校に行けないなんて悩みは持ってほしくない
なんて願いもありました。
でも私は、大事なことに気がついたんです。
大丈夫、保育園を休むことは悪くない
それぞれのご家庭にはいろんな事情があり、みなさんに保育園や幼稚園を休むことを簡単には勧められません。
でも「保育園を休むこと」自体は悪いことではなく、罪悪感を感じる必要はないと思います。
もし休んでしまったことに悩んでいる子供やママやパパがいるなら、もっと気を楽にしてください。
疲れたら休む!生活の基本ですが、保育園のことになると、休むのは悪になるのはなぜでしょう?
疲れたら一度休んで、また元気に回復したらいいじゃないですか?
登園拒否の原因にヒントがある
保育園や幼稚園に行きたくない子をどうやって保育園に連れていくか、10パターンをご紹介しましたが、みんながみんな、それで行けるようになるとは言い切れません。
なぜなら、子供一人一人、それぞれ違う悩みがあるからです。
なぜ登園拒否をするのか、何が嫌なのか、原因を理解して子供の気持ちに寄り添うことが大切です。
うちの娘の登園拒否の理由
ママと離れたくない
これが一番の理由でした。
でも母子分離は成長の過程で大切なことですよね。いつまででも一緒にはいられません。
ここは少し心を鬼にしなくてはいけません。
(怒るわけではありません。笑)
- ママがいなくても、大丈夫だよ
- ママがいなくても、○○できたね
- 今日も保育園いけて、えらかったね
- 一週間頑張ったから、明日はお休みだ!
などと、安心させたり、褒めたりして、自信を持たせるようにしています。
出来ないことがたくさんある
年少で入園した当初、まだおトイレが上手にできず、オムツをしていたり、偏食な娘だったので、お給食もあまり食べられなかったり、出来ないことがたくさんありました。
先生方の協力のおかげもあって、徐々におトイレでできるようになったり、お給料も完食できるようになり、今では克服できました!
月曜日や連休明けは特にイヤイヤ
あるあるですが、休み明けはどうしても気分が乗らないことがありますよね。
登園前日の寝る前に「明日は保育園で○○するかな?」「明日○○ちゃんに会えるね」など話して
- 明日は保育園だという心の準備
- 楽しみな気持ちにさせる
そうすると、朝スムーズにいきやすいと思います。
まとめ|登園拒否の対応に間違いなんかない
保育園のお友だちの話を聞いても、朝にイヤイヤ言う子はけっこういるみたいです。
イヤイヤが毎日続いてしまうと、子供も親もしんどいですが、後になって「あの頃は大変だったなぁ、あはは」と思える時が絶対にきます。
うちも一ヶ月お休みが続いたときは、退園や転園など、あらゆることを考えましたが、山を越えれば軌道に乗ることができました。
子供の性格や登園拒否の理由など、それぞれ違いますし、それぞれの対応に間違いなんかはないんじゃないかなと思います。
- 頑張って行けたら正解!
- お休みしてリフレッシュするのも正解!
子供もママもパパも、思い悩みすぎずに、罪悪感も感じすぎずに、気を楽にして、登園拒否を乗り越えられることを願っています。